「胡蝶の夢」は
アメリカン・ドリーム


 「荘子」の中に「胡蝶の夢」というページがあります。そこには、「荘子が、夢の中で蝶になって愉しい時を過ごすうちに、もしかして逆に蝶が夢を見て荘子になったのかも知れないという気持になって、自分と蝶の区別が無い境地に遊んだ」という故事が書いてあります。
 でもやはり、世界中の人々にとって、アメリカン・ドリームの方が良いに決まっています。
ですが、今や、それも過去の夢です。

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