馬そりの帰る音

 山で炭を焼いた木こりは町で炭を納め、遅くまで飲んでご酩酊です。でも馬そりは黙っていても山間の家まで帰ります。皓皓と照る月明かりのもと凍てついた道を静かな音を立てて。











  





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